スライドインターフェイス
スライドインターフェイスは、スライドさせた非適合メッシュがある場合にも解析を可能にする方法です。
隣り合った対象を移動させながら解析することができ、移動による変化を表示させることが可能になっています。
<図1>
スライドインターフェイスの改良
<図1>のΦ5~Φ8とΦ9~Φ12の間の計算手法を改良しました。
<図2>
スライドインターフェイスの高速化
<図2>のように計算手法を改良した結果、解析の計算に要する時間は極めて短縮され、高速化が達成されました。
様々なモデルにおける解析所要時間の比較(単位:秒)
旧スライドインターフェイス | 新スライドインターフェイス | |
---|---|---|
簡単な3D回転(1) | 8.5 | 1.2 |
簡単な3D回転(2) | 44.4 | 7.5 |
簡易スキュー | 302.5 | 32.6 |
また、2次元モータの解析における具体例を下に示しています。
スライドインターフェイス搭載モジュール
スライドインターフェイスは、スライドさせた非適合メッシュがある場合にも解析を可能にする方法です。
隣り合った対象を移動させながら解析することができ、移動による変化を表示させることが可能になっています。
PHOTO-Series Ver.6.0では、スライドインターフェイスがPHOTO-MOTIONのみの機能から多くのモジュールへ拡張されました。
PHOTO-THERMO
PHOTO-EDDY
PHOTO-EDDYjω
PHOTO-MAG
PHOTO-WAVEjω
PHOTO-VOLT
PHOTO-VOLTjω
PHOTO-VOLTST
スライドインターフェイスの使用例
モータの解析例-1(2次元:磁力線図)
モータの解析例-2(2次元:磁力線図)
モータの解析例(3次元:磁場ベクトル図)
誘導機の解析例