低周波磁場/磁界の現象を応用した製品開発には、コンピュータ上で様々なシミュレーションを行なうことで必要な検証ができ、コストダウンや納期短縮、製品の品質向上につながります。
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磁場/磁界解析ソフトウェア[ F-MAG ]は、磁場/磁界の電磁現象をコンピュータ上でシミュレーションするツールす。
[F-MAG]は以下のモジュールで構成されています。
プリ/ポストプロセッサ : Simcenter Femap ( Unisol 版 (F-Series専用) )
磁界ソルバー
* 静解析
* 過渡応答解析
* 周波数応答解析
下図は電磁コイルのプランジャーの吸引力の解析事例です。
コイルに直流電流を印加した時に、可動プランジャーに発生する電磁力を解析しています。
固定プランジャーと可動プランジャーは、コイルの内側に位置しています。この装置でも、磁束がどこに集中しているか目には見えませんが、磁場/磁界解析により可視化できます。
[ノード数]と[ エレメント数 ]は常に表示されていますので、いつでも確認できます。
[ エレメントのエッジ表示 ]を[ オン ]にすると、いつでもメッシュパターンを確認できます。
[オフ]にすると元のソリッド表示に戻ります。
過電流遮断器の電磁力解析 (磁束密度分布/単位:T) (コイル/導電部:非表示)
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[ F-MAG ] の操作概要につきましては、次の動画でご覧いただけます。
* プランジャ型電磁石の吸引力解析
[ F-MAG ]は通常ソリッドベースで解析作業を進めますが、下図のように、2種類のメッシュモデルを連成させて解析することもできます。
ひとつのモデルとしてメッシュを作成すると、円筒形のコイルの接合面に複雑なメッシュが作成され、計算精度を悪くする原因となりますが、このようにして解析するとかなり改善されます。
以下は、[ 渦流探査 ]の解析事例です。
磁場/磁界解析 (渦流探査/励磁コイル1個と検出コイル2個)
( 解析解と有限要素法モデルとの連成解析)
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[F-MAG]はCADデータが無くても、図面データからCADデーターを作成して磁場/磁界解析を行なうことができます。
[ F-MAG ]の製品仕様につきましては こちらへ
[ F-MAG ]の動作環境につきましては こちらへ
:静解析 :過渡応答解析 :周波数応答解析
※各商標または商品名はそれぞれの所有権保持者の商標または登録商標です。