電磁波として伝搬しない低周波磁場/磁界は、アンペールの法則、ビオ・サバールの法則、電磁誘導現象はレンツの法則、ファラデーの法則などに基づいています。
有限要素法解析は、目的に応じて下図のように分類することができます。
磁場/磁界解析の場合、静解析は磁石あるいはコイルに直流電流を印加した時に生じる磁場/磁界の解析、周波数応答解析はコイルに正弦波電流を印加した時に生じる定常的な磁場/磁界の解析、
過渡応答解析は時刻歴応答解析とも呼ばれ、コイルに時間的に変化する電流を印加した時に生じる磁場/磁界の解析です。
磁場/磁界解析ソフトウェア [ F-MAG ] の解析事例を分類すると下記のようになります。
- ・ 誘導加熱解析(ここでは発熱密度分布まで) 温度分布はこちらへ
- ・ ジュール発熱による溶融溶接解析 解析事例はこちらへ
- ・ 交流電流による表皮効果解析 解析事例はこちらへ
- ・ 2本の導線の近接効果解析 解析事例はこちらへ
- ・ 渦流探傷法解析 解析事例はこちらへ
- ・ 電磁誘導探傷(渦流探傷)解析 解析事例はこちらへ
- ・ インピーダンスと共振周波数の計算 解析事例はこちらへ
- ・ ボイスコイルモータ駆動力解析 解析事例はこちらへ
- ・ 電磁弁の吸引力解析 解析事例はこちらへ
- ・ 可動鉄心の運動解析 解析事例はこちらへ
- ・ スライドインターフェイス:互いに移動するモデルの解析 解析事例はこちらへ
* 解析結果を荷重条件に変換 (要素磁石/要素電流密度/節点力)
* 解析解と有限要素法モデルとの連成解析
* 周期境界条件/反周期境界条件の設定
* 等ベクトルポテンシャル境界条件の設定
* 外部回路を回路素子で定義:外部回路を含む解析
* コイルの自己/相互インダクタンスの計算
* 鉄損(渦電流損+ヒステリシス損)の計算
* d軸q軸インダクタンス解析
* ヒステリシス解析:保磁力/残留磁化/飽和磁化の定義
* ヒステリシス解析:メジャーループの定義
* リスタート機能:1つの解析を数ステップごとに計算
* 連続的に計算を実行:複数のデータファイル読込後
* 複数の位相の異なる電流の入力
* CADデーターが無くても図面からCADデーターを作成できます。
図面から2次元/3次元メッシュモデルを作成することもできます。
したがってCADデータの無い開発の初期段階でも磁界解析を行なうことができます。
* 解析結果表示中にいつでもメッシュパターンを見ることができます。
解析結果に対するメッシュモデルの問題点を検証し、[メッシングツールボックス]ですぐに改善することができます。
* [ポスト処理ツールボックス]により、多様な解析結果の処理作業が効率良く行えます。
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