熱流体解析モジュールには、CADベースのFloEFDとメッシュモデルベースのFemap/Thermal/Flowがあります。
熱流体解析ソフトウェアFloEFDは、「熱」と「流れ」をSolid Edgeの中で可視化するツールです。
従来は解析の専門家に任せていたCFD(数値流体力学)解析が、設計者のデスクトップで手軽に行えるようになりました。設計者がトライ&エラーを行う「フロントローディング」により、後工程で発生するリスクを大幅に減らせます。
<特長>
- 独自の使いやすさで、短期間で習得できます。
- Solid Edge環境で解析できるので、データ変換は不要です。
- 設計変更に解析が自動追従。解析モデルの換作り直しはいりません。
- 自動かつ高速なメッシング(Smart CellTM テクノロジー)
- 独特のソルバ技術で高精度な解を高速に算出します。
- 強力なパラメトリックスタディ機能と、結果の比較機能で What-if 分析を手軽に行えます。
1980年代に開発されたFloEFDの基本技術は、世界中の設計者・開発者に磨かれ、定評ある「設計者CFD」に進化してきました。その高性能と使いやすさをそのままSolid Edgeユーザーにお届けします。
熱流体解析モジュールFemap/Thermal/Flowは、解析対象/目的に応じてメッシュモデルの品質をコントロールし、解析を行います。したがって、解析モデルの作成に時間と手間がかかりますが、目的に応じた解析結果が期待できます。
計算はThermalとFlowで通信しながら行われるので、計算収束性が高く、高度な計算にも対応できます。
FlowはThermalと連携し、ナビエースト-クス方程式の数値解法による自然/強制対流を加味した高度な熱流体解析ができます。
「Thermal」による熱伝導解析の結果から「Flow」による流体解析の実施例
熱交換器の熱流体解析事例
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