電位[ V ]と電圧[ V ]と電界[ V/m ]の違いを自然界で例えると、電位は標高に、電圧は山の高さに、電界は斜面の勾配になります。
また、電界[ E ]は以下の様になります。
[ N/C ] = ( J/m )/( A x s ] = [ V/m ]
今回は図1のような外観の陽極と陰極を想定し、電位分布および電界分布を電界解析ソフトウェアF-VOLTで評価解析しました。
生じる電界分布の対称性を考慮し、今回は軸対称モデルとして解析しました。
陽極には[1V]を、陰極には[-1V]の電位を設定しました。
図1 解析モデル外観図
解析結果として、電位分布は図2のようになりました。
図2 電位分布コンタ-図 (単位:V)
電界分布は図3のようになりました。
このケースでは2つの電極間の距離が大きいので、あまり大きな電場は発生していません。
図3 電界分布コンタ-図 (単位:V/m)
ここで電極間の距離を、[ 20mm ]から[ 3mm ]に変更して再計算してみました。
結果、電界分布は図4のようになりました。
電極間の電界強度が強くなっている状態がわかります。
図4 電界分布コンタ-図 (単位:V/m)
この評価解析は電界解析ソフトウェア F-VOLT で行いました。
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