熱交換器の解析2
事例概要
熱交換器は温度差がある2つの流体間で熱移動を行い、高温流体を低温流体で冷却したり、低温流体を高温流体で加熱したりします。
工業用として広く使用されているシェルアンドチューブ式熱交換器は、大きな胴体中に細い円管を多数配置し、胴体中に流入する流体と管群内に通過する流体間で熱交換が生じます。
その中の仕切り板は管群中の回流数を決め、邪魔板は胴体中の流れに乱流を起こし、小さな空間の中で大きな伝熱効果が得られるようになっています。
本解析では、Femap Thermal/Flowによる熱交換器の熱流体解析及びFemapとGLview Inovaのポスト処理機能を紹介します。
GLView Inova鏡面コピー機能による対称モデルの解析結果を全体で表示します。
粒子トレースで流体の流れを表示し、流線の動画アニメーションも可能です。
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