回転ファンを考慮した解析
モデル化
Femap/Flow を用いて回転ファンを考慮した解析を行いました。計算モデルを下図に示します。
図に示すようにファンの位置での流速を 1 とし、進入角度を 45 度としました。
- 流入側:平面コーティング要素でモデル化
- 流出側:平面コーティング要素でモデル化
- 流体:ソリッドメッシュで生成
- 多孔質体:ソリッドメッシュで生成し、Blockage で処理
- 流体の物性値:(マテリアルタイプ:等方性)
- 質量密度:1000 定圧比熱:4187 絶対粘度:0.001006 プラントル数:7.02
下図にメッシュ図を示します。
解析結果
解析結果から得られたストリームラインを下図に示します。
まとめ
境界条件のファンに回転ファンを考慮した解析を行いました。
回転するファンによる流体の
渦巻き状の流れをシミュレートすることができます。
Femap/Flow の Fan 解析機能を用いることで、回転ファン、ルーバに進入角度を指定した境界条件を設定することができ、より幅広い境界条件を定義することができます。
Femap/Flow の解析機能をフルに使うことで、数々の
現象を考慮することでき、思うままの解析を行うことができます。
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