電磁波として伝搬しない低周波電場/電界は、クーロンの法則、ガウスの法則などに基づいています。
有限要素法解析は、目的に応じて下図のように分類することができます。
電場/電界解析の場合、静解析は定電位を印加した時に生じる電場/電界の解析、周波数応答解析は正弦波電位を印加した時に生じる電場/電界解析、電流解析、過渡応答解析は時刻歴応答解析とも呼ばれ、時間的に変化する電位を印加した時に生じる電場/電界解析、電流解析です。
電場/電界解析ソフトウェア [ F-VOLT ] の解析事例を分類すると下記のようになります。
- ・ 電位・電界分布解析 (境界での電位あるいは電荷分布から計算)
- ・ 静電容量解析 (多様な電極パターン間の静電容量計算)
- ・ 電流分布解析 (境界での電位から導体中を流れる電流分布を計算)
- - 半導体製造装置内のヒータの電流分布解析 解析事例はこちらへ
- ・ 発熱解析 (導体内に電流を流した時に発生するジュール熱の計算)
- - PTCレジンヒータの発熱解析 解析事例はこちらへ
- ・ 電荷間に作用する電気力、トルクの計算
- - マイクロアクチュエータの静電気力解析 解析事例はこちらへ
- ・ 三相交流
- - 三相交流電線と誘導電極の電位と位相解析 解析事例はこちらへ
- ・ 発熱解析
- - 抵抗溶接のジュール熱解析 (ジュール損) 解析事例はこちらへ
- ・ スライドインターフェイス:互いに移動するモデルの解析
* (反)周期境界条件を設定:平行移動/回転移動
* 解析解と有限要素法モデルとの連成解析 (遠方場の解析)
* 浮導体が存在するような同電位条件の計算
* 誘電体内を流れる変位電流と同時に導体中を流れる電流の分布
* 問題発生個所からのリスタート機能
* CADデーターが無くても図面からCADデーターを作成できます。
図面から2次元/3次元メッシュモデルを作成することもできます。
したがってCADデータの無い開発の初期段階でも電界解析を行なうことができます。
* 解析結果表示中にいつでもメッシュパターンを見ることができます。
解析結果に対するメッシュモデルの問題点を検証し、[メッシングツールボックス]ですぐに改善することができます。
* [ポスト処理ツールボックス]により、多様な解析結果の処理作業が効率良く行えます。
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